「健康トピックス」

北國新聞 ”健康ノート”、”丈夫がいいね”、”健康よもやま話”
金沢有松病院分掲載中

期間限定のしみ、光で撃退 

(2008年8月29日(金) 北國新聞に掲載分)

この記事は、当院では現在対応しておりません。ご了承ください。

金沢有松病院(金沢市)は28日までに、脂肪を溶かす薬を脂肪に直接注射する治療法「メソセラピー」を導入した。
同病院によると、この治療は県内で初めて。
従来の脂肪吸引手術に比べ短時間で処置でき、手軽に皮下脂肪を減らすことができるとしている。

メソセラピーに使う薬剤は、欧米で高脂血症などの治療薬として使われており、日本でも全身麻酔手術後に脂肪で血管が詰まらないようにするため用いられている。
脂肪組織に注射すると、酵素が作られて脂肪を溶かし、老廃物として体外に排出される。

個人差はあるが、平均3回程度の注射で、効果が実感できるとしている。
注射針を使わず、特殊な電気治療器で脂肪溶解の薬剤を注入する「メソポレーション」という方法も取り入れた。
竹田公英皮膚科医長は「腹や二の腕など部分やせを目指す人に勧めたい」と話している。

料金は注射が1回4万円、メソポレーションが1万5千円となっている。