「健康トピックス」

北國新聞 ”健康ノート”、”丈夫がいいね”、”健康よもやま話”
金沢有松病院分掲載中

〜にきびをきれいに治す〜

(2009年5月21日(木) 北國新聞に掲載分)
気温の上昇とともに、皮脂の分泌が盛んになると、にきびが悪化します。
にきびに関する国内での一般的な治療として、抗生物質入り外用薬と内服薬、レチノイド外用薬、または、一部では漢方薬が処方されます。
これらの治療によって一時的に炎症はおさまりますが、再発を防いだり、にきびの痕の改善となると十分に満足できる効果が上がっていません。

にきびを根本から治すためには、体内から改善することが重要です。
合わせて皮膚からの直接のアプローチとしては、グリコール酸を用いたピーリングやビタミンC、Eの導入、また、レーザー、光治療などの手法で、
にきびの再発予防やにきび痕の改善ができるようになりました。

「人は見た目が9割」という本が売れる時代です。
皮膚科医が種々の疾患の治療をするのに当たり、皮膚をよりきれいに治すことが求められる時代に突入しました。
かかりつけの皮膚科専門医へぜひ相談してみてください。